サンプル問題 <解答例>

まず、解答のポイントは・・・
◆応答の正確さ ◆迅速性 ◆正確な伝達能力(メモ書き能力) ◆言葉遣い ◆間の取り方・癖
以上の5点です。

 

つまり、「伝えるべきポイントを、話す相手に対して正確かつ的確に伝えられているか?」という視点を持って取り組むことが必要になります。問題に繰り返し取り組めば、ビジネスシーンですぐに活かすためのトレーニングとなるでしょう。 サンプル問題の解答例は下記の通りです。

 

一般部門     上級部門
※クリックすると、対応する部門の解答例を表示します。

 

一般部門


職場会話
<伝言を伝える場合>
「お疲れさまです。お留守中に、総務部の水野さんがみえました。お戻りになり次第、お電話を頂戴したいとのことです。よろしくお願いいたします。」
電話会話
<電話で尋ねる場合>
「失礼ですが、どちら様でいらっしゃいますでしょうか。お名前をいただけますでしょうか。」
接客会話
<来客者に質問する場合>
「いらっしゃいませ。総務部の小山でございますね。失礼ですが、どちら様でいらっしゃいますでしょうか。」
解答のポイント
【1】5W2H(※)に留意して、メモを残して正確に!
┗質問を聞き、復唱しながら、話のポイントを要領よくメモしましょう。
【2】尊敬語・謙譲語・丁寧語の使い分けや、クッション言葉の使い方に注意!
┗敬語表現(尊敬語・謙譲語・丁寧語)を使い分けられるようになりましょう。


※5W2H・・・いつ(When)、どこで(Where)、誰が(Who)、何を(What)、なぜ(Why)、どんな方法で(How)、いくらで(How Much)

 

上級部門

 

職場会話
<上司を説得する場合>
「予算については、10社以上の検討の結果であり、これ以上の減額はかえって品質を落とす結果ともなりかねません。ぜひご承認いただきたくお願いいたします。」
電話会話
<都合を聞く場合>
「申し訳ございませんが、水谷は外出しておりまして、本日は戻らない予定になっております。明日、出社次第お電話をさせていただきますが、よろしいでしょうか。」
接客会話
<引継ぎをする場合>
「いつもお世話になりまして、ありがとうございます。 6月より私に代わりまして御社の担当となります、松本をご紹介申し上げます。

 

なにぶんにも新人でございますので、なにかと行き届かないところもあるかと存じますが、どうぞよろしくお願いいたします。」
英語会話
<英語で応対する場合>
「I’ve been expecting your call.」

解答のポイント
【1】最も的確と思われる表現を考えて応答すること!
【2】必要に応じてクッション言葉を入れること!

「一般部門」で紹介した「解答のポイント」に加え、「上級部門」では、さらに上記2つのポイントにも注意しましょう。「一般部門」よりも難易度の高い質問に対して、どれだけ的確に答えられるかが合否のポイントとなります。

 

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